朝はコップ一杯のお水からスタート

 

人の体の中には無数の神経が張り巡らされており、体のバランス機能を保ってくれています。消化吸収、排泄、血液循環、呼吸などの自分の意思ではコントロールできない機能をつかさどっている神経を大きく分けると、交感神経と副交感神経の二種類があります。交感神経が体を支配すると体は活動的な状態になり、呼吸や心臓の動きを速め、血管が収縮し血圧があがり、胃腸の働きを抑え、膀胱は広がります。逆に副交感神経が支配すると体はリラックス状態になり、呼吸や心臓の動きは遅くなり、血管が広がり血圧が下がり、胃腸の働きを活発にし、膀胱は収縮します。一般に日中は交感神経が優勢で、就寝中のリラックスした状態では副交感神経が主に働きます。この二つの神経が交互に上手に働くことで体の機能は健康に保たれます。バランスが大切で、どちらの働きが強すぎても病気などの不具合が起こります。交感神経というのは年齢であまり変化しないのですが、副交感神経は年とともに衰えてきます。副交感神経の働きが弱いと胃腸の働きが悪くなり便秘になります。腐敗物が腸にとどまり血液が汚れます。汚れた血液が全身にまわって全身の調子が悪くなります。そこで副交感神経の働きを高める対策が必要になります。手軽で有効な方法として、朝起きたらまず一番最初にコップ一杯のお水を飲むのがお勧めです。水を飲むと胃腸が動きだし、副交感神経の働きが上がります。こんな簡単な朝の習慣で低くなりがちな副交感神経の働きを高めることができ、バランスを整えることができるのですから、ぜひとも実践したいものです。